[梅雨明け?酷暑に耐えきれるか編]
◆27日、史上最も早い6月中の梅雨明け宣言が出た。これから10月初旬まで丸々三ヵ月以上、地獄の酷暑が続くなんて、考えただけで目が眩みそうだ。お米は大丈夫だろうか?異常な暑さと日照りで大不作に陥り、パールどころかゴールドライスとなって益々高値の米、になるやも。トランプ政権といい、米、米問題が懸念な、この夏のエコーの活動は、8日の東山で天理教横の草刈りと溝掃除を、15日の五月丘地域コミュニティ里山体験教室は雨天の為、五月丘会館に集まりクラフト体験とその後広場でピザ焼きを。21日の東畑では湯出辺池周辺の草刈り、28日の定例では元山の家下斜面の草刈りと後半広場で草刈り等を行った。
△ - ▼ - △ - ▼ - △- ▼ - △ ◆20日、依頼されて府民カレッジで、会や里山の事についてお話をさせていただいた。活動30年目と言うと皆さん目を丸くしていた。一口に30年と言うが、ひとつの事をこれだけ長きにわたってやり続ける、それも一人ではなく、皆さんと共にというのがすごい事なのだと、近頃しみじみ思う。これは当人だけではなく、家族や周りの人も元気で理解がなければ続けられないし、会を支えて下さる関係者の方の理解と協力も不可欠なのだから。本当に全てに感謝、ありがたい事だと思う。会は、お陰様で仲間にも恵まれ、皆さん気さくな方で、紳士的、能力も高くて、素晴らしい人ばかりなので、自分がエコーの会員であることも誇りに思える。活動のある日が楽しみで、これからもずっと共に続けて行けたらと願う。
◆こうやって、自然の中で、自然に直接働きかける活動を続けて来て、やはりリアルな自然に触れる事で、気づかされる事も多く学びの連続、その大切さを改めて感じる。そして、自然の理に自身も導かれ「生かされている」。今ある生にゆだねて過ごす、その絶対他力感を最近感じる。時に人は、自分の生れて来た意味を問い悩むこともあるけれど、梢を飛び渡る鳥も、森に立つ獣も、花に来る虫達も、ただ純粋に今その時の生をひたすらに生きている。その姿を見る時、禅寺で無を求道する雲水の様な清々しさを受け、シンプルに、限りある時まで、ただ真摯に生かされようと思えて来る。人もただの生き物、何物でもないと。
◆さて皆様、1996年6月に第一回の五月山グリーンエコーの活動が始まって丁度30年。歌の文句じゃないけど「思えば遠くへ来たもんだ」皆様それぞれの人生において、エコーのこの活動が一場面となっただろうか。今回を持って紙媒体での通信は終えます。これも一区切りであります。皆様、誠にありがとうございます。本当にご苦労様であります。いやいや、活動は、今後もまだまだ続きます、続けます。続けて行く事が里山保全の神髄なのだから、そう確信します。今後とも、安全に、楽しく、和気あいあいと、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
◆紙媒体のみの方は、是非スマホでもPCでも、アドレスを連絡してください。(中川勝弘)
連絡板
◆気象庁は6月27日、近畿地方を始め九州南北部、四国、中国が梅雨明けしたとみられると発表しました。この発表は今のところ速報値で、春から秋にかけての実際の天候を考慮して9月ごろに確定値が発表されます。その結果、速報値と確定値で日にちが変更になる場合があるのですが、このまま確定すれば近畿地方で1951年の統計開始以降最も早く、平年より22日も早い梅雨明けで、6月中に梅雨が明けたのは初めてです。また今年の梅雨の期間は6月9日から26日までの18日間で、最も短かった1958年に次ぐ短さということです。向こう1か月ほどは少雨予想。降れば降ったで大雨被害を心配しないといけませんが、雨が少なすぎるのもその影響が心配です。
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◆先日テレビの天気予報で、「現在の仙台市は湿度100%」と伝えていました。「湿度100%」とはムシムシ、ジメジメした不快な状態でカビやダニが発生しやすい、ということは感覚的にわかるのですが、さてどのように説明すればいいのか調べてみると、中学校理科で学ぶ内容でした。
◆空気には、水の気体である「水蒸気」が含まれています。空気中に含むことができる水蒸気の量(飽和水蒸気量)は、気温によって決まってきます。「湿度」とは、飽和水蒸気量に対して、そのときの水蒸気の量がどれくらいかを%で表したものであり、「湿度100%」とは、その気温で可能な最大量の水蒸気を含んでいる状態です。それ以上水蒸気を含むことができないので、洗濯物が乾くことはありません。
◆人間は汗をかくことで体温を下げようとします。汗が蒸発する際に気化熱を奪い、体温を下げる働きがあるためです。しかし湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温調節がうまく機能しません。温度よりも、湿度が高いことが熱中症のリスクにつながるのはこのためです。熱中症対策には、湿度にご注意ください。
◆熱中症対策で7月と9月は、作業開始・終了を30分早め9時にスタート。8月は活動休止です。また大阪府に「熱中症特別警戒アラート」が発表されたときは活動を中止します。ご自身の体調を考慮して活動に参加してください。(清水)
関連行事・定例活動の予定
【関連行事のご案内】
モニタリングサイト1000里地調査
【植物調査】(毎月1回原則第1日曜日)
*8月3日(日)8時30分 緑のセンター
【チョウ調査】(4月~10月2回 11月1回)
*7月21日(祝)10時 緑のセンター
里山・あそび隊(今年度の活動がスタート)①7月12日(土)9時30分~14時
*集合・解散:緑のセンター
*テーマ「五月山を歩こう」
②7月26日(土)9時30分~12時
*集合・解散 市民活動交流センター
*テーマ「郷土の祭りを学ぼう」
池田の自然展(市民活動団体協働事業)
*池田の動植物、昆虫等の情報を展示
*7月22日(火)~7月25日(金)
*池田市役所1階ロビー
【五月山グリーンエコー定例活動予定】 <今月は夏時間で活動>
◆サンデーすがたに*とき 7月13日(日)9時~11時30分
*内容 すがたに広場周辺整備<雨天中止>
◆東畑節句山*とき 7月19日(土)9時~11時30分<雨天中止>
*内容 節句山南斜面の草刈り 間伐
◆五月山公園*とき 7月26日(土)9時~11時30分<雨天翌日曜日に順延>
*内容 ひょうたん島コース間伐
◆活動に関する問い合わせは、080-5365-2363(清水携帯)へ。